フロアLIFE
『ビーズソファ・ピラミッド』


普段はダラダラ座って、映画を観るときはしっかり座りたい。そんなわがままに応えてくれるのが、極小ビーズが詰まった変幻自在のビーズソファだった。

昔はオーディオが立派な趣味で、リスニングルームなる専用の部屋を用意して、ゆっくりと音楽に耳を傾けていた。今ではそんな訳にいかなくなり、『iPod』をアクティブスピーカーに接続して聞くのが当たり前の時代になってしまった。オーディオブーム後にAVブームを起こそうと32型の大型ブラウン管TVが登場。音はアナログのドルビーサラウンドでスピーカーは4本+サブウーハーを用意してホームシアターを構築しよう! そんな提案があったのだが、これはあまり流行しなかった。そして現在、薄型大画面TVの恩恵を受けて、6畳間にも50型のプラズマが置けるようになった。

拙宅の場合は、窓を塞ぎたくないことと、寝室を兼用しているので寝ながら見られるように50型のプラズマモニターの位置を極端に低くした。そんなに低いラックは存在しないため材料を揃えて自作した。
問題はイスをどうするかだ。もちろん普通のイスは高すぎて使えない。座布団に座って見ればいいのだが、2時間を超える映画観賞は無理。そこで導入したのが座椅子である。角度が変えられるので、きっちり座ったり、疲れてきたら背もたれを倒してリラックスできる。

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これが通常ポジション。もちろんこんなに近くでは見ないが雰囲気が分かるように、モニターに接近させている。

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次にリラックスしたポジション。楽そうに見えるが背もたれ短いので、思ったよりも楽はできない。

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さらに角度を寝かすと、頭が上を向いてしまい、モニター画面を見るのは不可能。結局、この座椅子では2段階のポジションしか得られない。

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座椅子の内部には金属のフレームがあって、フローリングに直接置くと、床が凹んでしまうことが発覚。最初の写真のように今は座椅子の下に座布団を敷いて使っている。

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座椅子のクッションがへたってきて、金属フレームが背中や尻に当たるようになり、もうこの座椅子は引退させたい。そこで思い切ってビーズソファを使ってみることにした。その理由は、体のカーブに合わせて無段階で好きなポジションがとれそう。内部にフレームがないので床が傷つかない。へたってもビーズの補給で復活できる。カバーが洗える。しかし、デメリットもあって、柔らかすぎると長時間座ってられない。大きくて邪魔である。とりあえず実際に家具店に出掛けていって何種類かのビーズソファに座ってみた。まず、体が沈み込んでフカフカで非常に気分がいい。だが、すごく柔らかいので沈み込み過ぎて身動きがとれなくなったり、後ろにもたれると頭も沈みこんでしまう。そしてかなり大きい。これを6畳間に2つ置くのは無理というか、かなり圧迫感がありそうだ。

さらにリサーチを続けてみると、ビーズの直径が小さい超微粒子のパウダービーズを使った製品なら、柔らかくても安定感があり、沈み込み過ぎないようだ。その直径は0.5mmである。廉価版のビーズソファの場合、直径1〜8mmのビーズを使うため、ゴワゴワしたり動いたときにカサカサ音がする。さらに使っているうちに直径が大きいほどつぶれてへたってしまうのだ。デザインはピラミッド型がいいことが分かった。ピラミッドの頂点が背もたれになるために巨大なサイズでなくも、結構、背中が楽らしい。試してみたかったのだが、展示品がみつからない。探すのが億劫になり、いきなり楽天で注文してしまった。

届いたのがこの荷物。2個分だが、かなり大きい。欲張ってもっと大きなタイプを選ばなくて良かったと思う。

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カラーはオレンジとブラウン。Webカタログより全然、地味な色でよかった。これなら、ブラウンでなくレッドかイエローでもよかったかもしれない。替えカバーがあるので、カバーを購入するときは、もっと明るい色を選びたい。

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今までの座椅子の収納スペースがこのタンスの隙間。下に敷く座布団も不要なので、これを全部どければ、ビーズソファが収納可能だ。

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それでは、早速、座ってみよう。第一印象はかなり固い。少し沈み込むが、座ってしまえば普通のソファより固いくらいだ。

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ちょっと姿勢をくずしてみても、ビーズは素早く形を変えてフィットしてくれる。ビーズというよりは砂浜の砂のような感じである。

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後ろから見るとソファの背中のとんがりが、しっかり仕事をしていることが分かる。ここに寄りかかることができるのだ。

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長期間使うので、大切なのがカバーが外せて洗えること。座椅子の場合は、無理なことが多い。これは外せるだけでなく、カバー単体も販売されている。さらにビーズが補給できること。かならずへたってくるので、これも重要。また固さを調整することもできる。

まず、背中にあるジッパーを開ける。これでカバーが外せる。カバーは普通に洗濯機で洗える。替えカバーは9色あって直販価格2625円(送料別)である。

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これがビーズ補充用の口で、さらにジッパーが付いている。どれぐらい超微粒子なのか、試しに開けてみたら、静電気でマイクロビーズが飛び散って大変なことに! 大きさはものすごく小さい。顆粒の飲み薬みたいな感じだ。補充用のビーズは500gで直販価格1050円(送料別)だが、入れ方に工夫しないと部屋も人間もビーズだらけになりそうだ。

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幅は55cmとかなりコンパクトなので、6畳間に2個置けた。対角線魚眼レンズで撮ってみると左右に若干隙間があり、圧迫感はない。『レッドクリフ』の前編と後編を一気に見てもお尻は痛くならなかったが、途中で寝てしまったので、実はまだ全部見ていない。

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フロアLIFE『ビーズソファ・ピラミッド』
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【SPEC】
●幅55×高さ85×奥行き60cm。素材=カバー/綿85%、ポリウレタン15%。中生地/ポリエステル100%。Web販売価格4980円。

■フロアLIFEのホームページ
http://www.rakuten.co.jp/fpc-shop/
■『ビーズソファ・ピラミッド』の製品ページ
http://item.rakuten.co.jp/fpc-shop/ffc-3/



プロファイル
川野剛
カメラマンに憧れ中1で押し入れ暗室にこもる。高校で写真部部長。コピーライターとなるが、会社を辞め単身カナダに渡りアウトドアインストラクターを目指す。帰国後、AV、家電、デジカメ、Macの好きなライター稼業を続ける。家事検定3ツ星、NPS会員。

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