オムロン
『カラダスキャン HBF-362』

体脂肪率だけじゃわからない。皮下脂肪と骨格筋を部位ごとに知って、目指せメリハリボディー! 太りにくい体を作るにはどうすればいいのかを真面目に考える。

メタボ検診で、メタボ予備軍の判定を受けた。何度もダイエットに失敗した。ダイエットしたがリバウンドで以前より太ってしまった。そんなあなた、私と一緒にメリハリボディーに再挑戦しようではないか! 大学時代には身長167cm、体重60kgで体育会のテニス部に所属していた私は腹筋が割れているのは当たり前だと思っていた。何しろ部活で毎日馬鹿みたいにトレーニングしていたので、先輩も後輩も腹筋が割れて、シックスパックと呼ばれる状態になっていたのだ。運動する→筋肉が付く→基礎代謝が上がる→食べても太らない。このようなサイクルをくり返して就職するまで筋肉質の体を維持できた。その後はアウトドアインストラクターを目指してさらに体を鍛えたので20代の体脂肪率は多分、一桁だったに違いない。しかし、30代になってライター業が忙しくなった。運動しない→筋肉が減る→基礎代謝が下がる→以前と同じだけ食べる。このサイクルに加えて加齢、不規則な生活、油や炭水化物が多い食事などによってあっという間に太ってしまったのだ。一時は体重70kg、体脂肪率は25%を超えていたに違いない。ウエストが太くなって以前のパンツは全部はけなくなった。これではダメだと思い直して、40代になってスポーツクラブに通ったり、大型二輪免許を取ってレースを始めたり、昼食をプロテインにしてみたりで、体重は63〜65kgをいったり来たり、体脂肪率は18〜22%の間で揺れている。

使っていたのは、体脂肪率と体重のみが表示されるタイプの体重計。裸足で乗るだけで体脂肪率が分かる方式だった。実はこの方式は簡単に測定できるが、正確さに欠けるという弱点があった。さらに、体脂肪率だけでは情報不足でダイエットの励みにはなかなかならないのだ。そこで今回、私がゲットしたのが『カラダスキャン HBF-362』である。

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正確さを期すために両手と両足の4点のインピーダンスを測定する方式。まず体重を測ってから、表示操作部を肩の高さまで引き上げて他の値を測定する。

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測定値は自動的に本体メモリーに記録される。登録できるのは4人まで。1〜4の数字のボタンを押せば記録されたデータを呼び出せる。

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登録した番号のボタンを押してから、「メモリ」ボタンを押すことで、90日前、30日前、7日前、1日前のデータを次々と表示できる。

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液晶画面は上下に分かれていて、上には体重やBMI値などが表示される。下に表示されるのは全身の皮下脂肪率(左側)と骨格筋率(右側)である。

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「部位別表示切替」ボタンを押すと、下の液晶に今度は、体幹の数値が表示される。

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さらに次は両脚の数値を表示。実際は表示中の体の部分のアイコンは点滅する。

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もう一度、押すと両腕の数値が表示される。

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全身のアイコンの左右にあるバーは同じ体格、性別、年齢の人の標準値と比べて、自分がプラスなのかマイナスなのかを現わす。バーが上にいくほど優秀ということになる。プラス1と表示された場合は全体の22.5%に該当する。皮下脂肪は少ない方が良く、骨格筋率は多い方がいい。ちなみに骨格筋率は骨格筋の重さ÷体重で計算される。ここでどのような作戦で体重を落とすかを説明しよう。まず痩せるためには1日に消費するカロリーより多く食べてはならない。そこで必要なデータが基礎代謝だ。これは運動などをしなくても1日に消費するカロリーで、年齢と共に減っていく。以前と同じ量しか食べていないのに太るのは、基礎代謝が下がったからなのだ。もちろん本機で基礎代謝も測定できる。

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これで、だいたい1日にどれぐらい食べてもいいのかの目安を付けよう。ファミレスに行けばいろいろな料理のカロリーが表示されているので、よく食べる料理のカロリーをチェックして、1日どのぐらいカロリーを摂取しているか計算してみよう。そして、基礎代謝を増やす努力をする。これが増えれば食べる量を減らさないで痩せることも可能だ。基礎代謝を増やすには筋肉を増やせばいい。特に大きな筋肉を増やすのが効果的だ。具体的には背筋、腹筋、大胸筋、腰から太ももにかけての筋肉など。そして忘れてならないのが骨格筋である。骨格筋は骨格に付いている筋肉で体を動かすために使われる。400種類以上の骨格筋があり、体重の50%を占めるとも言われる。これらを増やせば効果的にカロリーを消費する体になる。本機では皮下脂肪と同時に骨格筋率が表示される。

さらにメタボで気になる内臓脂肪レベルまで本機は表示してくれる。内臓脂肪レベルとは内臓脂肪面積を30段階にレベル化したものでオムロンヘルスケア独自の推定式によって算出されている。1〜9までが標準、10〜14がやや高い、15以上が高い。10を超えるとメタボリックシンドロームの可能性が高くなる。私の数値は9なのでかなりヤバイ! 

内臓脂肪を落とすには食事制限より、筋トレの方が適している。

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ついでに定番の体脂肪率もチェックしてみよう。男性なら10未満が低い、10〜20未満が適性、20〜25未満がやや高い、25以上が高いとされている。本機は数値だけでなく「やや高い」という判定もバッチリ表示してくれる。トホホホ〜

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今度は、BMI値を見てみよう。これは肥満度の判定方法の一つで、標準値は22.0。ここから離れるほど病気にかかりやすくなると言われている。18.5未満はやせ、18.5〜25未満は標準、25〜30未満は肥満、30以上は高度肥満とされている。これはどうやら標準に収まっているようだ。

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本機には、体年齢を測定する機能もある。これは内臓、神経、血液系などの体組織と基礎代謝から割り出した体の年齢である。一番若い体年齢は18歳でこれがベスト。体組織に関しては測定できないので、あくまでも目安だが、私の場合は45歳。最近、疲れやすい訳だよ。目指せ20代!

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私のしょぼい数値ばかりでは、みなさんの励みにならないと思うので、一緒に登録した妻の数値をお見せしよう。まず内臓脂肪レベルは1。初めて見たよ1。週に6日間スポーツクラブに通っているだけのことはある。そして、体年齢は28歳! ということは体年齢での年の差17歳カップルということか。やっぱり有酸素運動と筋トレが超重要であることが数字で証明された。だって2人の食生活はほとんど同じ…… いや昼間プロテイン+バナナ+無脂肪牛乳のミックスジュースを飲んでいる私の方が健康的なはず。みなさんもぜひ体組成計をゲットして、正しい食生活と運動でメリハリボディーを取り戻そう! 

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オムロン『カラダスキャン HBF-362』

Seihin



【SPEC】
●幅304×高さ54×奥行き329mm、約2.6kg。電源=単3乾電池4本。

■オムロンのホームページ
http://www.omron.co.jp/
■体重体組成計の製品ページ
http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hbf_index.html



プロファイル
川野剛
カメラマンに憧れ中1で押し入れ暗室にこもる。高校で写真部部長。コピーライターとなるが、会社を辞め単身カナダに渡りアウトドアインストラクターを目指す。帰国後、AV、家電、デジカメ、Macの好きなライター稼業を続ける。家事検定3ツ星、NPS会員。

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